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b)生体計測用マルチテレメータシステム
実船の動揺暴露状態で被験者の脳波、心電図を計測するために購入されたマルチテレメータシステムWEB−500(日本光電製)の構成は、?受信機、?送信機および?生体計測用アンプである。
生体計測用アンプの概要は,?心電図(ECG)アンプ、?脳波(EEG)アンプ、?加速度(ACC)アンプ、?筋電図(EMG)アンプ、?眼振計測用アンプ等よりなるが、本実験においてはこのうち、心電図アンプ、脳波アンプ、加速度アンプを用いた。このマルチテレメータシステムの外観を写真2.3.1−2に示す。マルチテレメータシステムの出力は、船体動揺計測装置に内蔵するAの変換器(サンプリング周波数:200Hz)でディジタル信号とし、ノートパソコン付属のハードディスクに収録される。
図2.3.1−1 に船体動揺計測、生体計測のための統合システムのブロック図を示す。

 

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写真2.3.1−2 マルチテレメータシステムの外観

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図2.3.1− 1 船体動揺・生体計測システムブロック図

C)実験装置作動確認実験
本研究の実船実験のために作製した船体動揺計測システム、生体計測マルチテレメータシステムの

 

 

 

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